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Alberobello列車は小さな町を抜け、オリーブ畑を走りすこしずつ見えてきた!トンガリ屋根の集落Alberobelloへ。 アルベロベッロ、舌を噛みそうな名前の町、観光地としても有名でアルベロベッロは素敵な木の意。 この石組みの屋根は接着剤も何もなく、平たい石を積み重ねているだけ。これを作れる人もずいぶん少なくなったよう。 現実感がないような時間の流れ方。 のーんびりゆったりと、頭もぽかーとなるような空気。 レッチェの治安や緊張感と比べると同じ南イタリアと到底思えない。 半日あれば歩きまわれる小さなアルベロベッロの町の道はあっという間に頭に入る。灼熱の太陽の下をそぞろ歩き、ジェラート屋に駆け込み木陰で休む、そのくりかえし。 旅はまだまだ中盤。身体を休める。きもちを休める。 小さな雑念は泡のようにはじけて頭がカラッポになってゆく。 ああ南イタリアの太陽。 夕方になるとおじいもおばあもおっちゃんおばちゃん皆それぞれのベンチを出してきて、どの木の下にも人が生っている。おしゃべりする人、ボードゲームに興じる人、ただ何をするでもなくひたすら往来をぼーっと眺める人。何時間も何時間もおなじようにそういう毎日を過ごしている素朴な人たち。 宿の前に庭風のベルベデーレ(眺めのよい場)があってお気に入りの場所になった。 暮れゆくアルベロベッロの町をただゆったり感じる。 豊かさとは いつもここにあるものだ。 アルベロベッロだからあるのではない。 それを教えてくれた町。
by ai-viaggio
| 2010-06-13 11:16
| '09Italia-A.bello
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