絵描き忠田愛の旅の記録。出会ったものたち。感じたこと。旅行記をゆっくり更新中。
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第55回Venezia Biennale

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ヴェネツィアビエンナーレへ。企画責任者キュレーターが毎回異なるビエンナーレ、今回はイタリア人のマッシミリアーノ・ジオーニ。史上最年少の40歳だという。
今回は、アールブリュット(アウトサイダー美術)を取り入れプロのアーティスト作品と混ぜて展示したことが特徴的だ。
四年前と比べてかなり変化を感じたのはアニメ、イラスト的な作品(美少女など)がほぼ無かったこと。
今年はドローイングやインスタレーション、映像作品が割合多く、ところどころにクラシックな平面、彫刻作品が見受けられた。
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ヴェネツィアビエンナーレを見るむずかしさ、いつも感じることはヴェネツィアの街への感動が満たされているなかでなにかを見ようとする時、どうしてもそのことと無意識的に比較してしまうらしい。ずっと見続けていたいようなもの、さびない光を宿しているもの、そういったものをより強く求めてしまう。
個人的にぐっときたのはHans Josephsohnの立体。
立ち現れてくるかたちを、いかに信じるか。未完の完ともいうべき、その絶妙な塩梅に多くの示唆をいただいた。

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日本館の展示はこちら
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by ai-viaggio | 2013-10-23 11:07 | '09Italia-Venezia

運河

さてさて、しばらくヴェネツィアでの運河巡りをおたのしみください。

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雨のヴェネツィアも風情があって。

この後はヴェネツィアビエンナーレへ。
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by ai-viaggio | 2013-10-19 17:01 | '13Italia-Venezia

Ai Promessi Sposi

ヴェネツィアはじめての食事は、宿の人が薦めてくださったAi Promessi Sposiで。
イタリアではカウンターで立ち飲み(おかずもつまめます)とターボロ(テーブル席に座る)の値段がかなり違い、テーブル席に座ると必ずコペルト(チャージ、場所によって一人1.5ユーロ〜4ユーロ程度)を支払い、ワインの値段も倍近く違うことがあるのでかなり割高ですが、この日はすでにくたくたのためテーブル席へ。
名店Alla Vedovaのシェフがここに移ってきて美味しいよ、と教えていただいた通り、本当にすばらしいお味。
野菜のミックスグリル、パスタはボンゴレのスパゲッティとラグーソースのパッパルデッレ、赤ワインとプロセッコにコペルトで40ユーロ弱(二人で5000円)ほど。
1000円ほどでいくらでもランチを食べられる日本に比べるとかなりの贅沢ですが、ヴェネツィアのなかでは安い方。それでも、繊細かつ大胆でヴェネツィっ子から愛される味はほっぺたがおちそう。
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by ai-viaggio | 2013-10-19 16:50 | '13Italia-Venezia

B&B

大変な思いで辿り着いた小さなB&Bだったけれど、その苦労が一瞬にして吹き飛んでしまうほど 本当にすばらしいところ!
部屋の窓からは小さな運河が見え、夜はサンマルコやリアルトの喧噪が嘘のように静かな闇。
そして運河の水が石壁にあたる音だけがちいさく響く窓辺のカウンターで、ある夜はチーズと生ハムや葡萄を買ってきてルッジェーリのプロセッコを。ある夜は近くのピッツェリアの焼きたてピザを持ち帰って。
宿のオーナーは、常駐している訳ではないということもあり、四つの鍵(一番外の扉、庭の門、宿の建物の扉、部屋の扉)を預かり、それをひとつひとつ開けながら帰ってくるのは、なんだかヴェネツィアに暮らしているようで楽しく、
何よりオーナー夫妻が本当にあたたかく、素敵な方で、ヴェネツィアで最も好きな宿となりました。
これからヴェネツィア滞在はここに決まりです。
部屋数がとても少ないB&Bです。こんなに居心地がよくてお値段も良心的。
もし気になる方がおられましたらこっそりお教えしますね。

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by ai-viaggio | 2013-10-19 16:32 | '13Italia-Venezia

迷宮の洗礼

アムステルダムからヴェネツィア、マルコポーロ空港へ、そこからバスで20分、
ローマ広場歩いてほど近い宿についたのは夜中の0時頃。
寒い。外は雨。
長袖のTシャツに襟付きのシャツ、ダウンベストに山用のレインジャケットを着ていてもなお寒い。
この日は眠るだけのため、広場に近い安宿へ。
もちろんエレベーターもなし、3階まで重いトランクを持ちあげ、部屋の戸を開けた時には
もうくたくただった。
アムステルダムの運河巡りはとても楽しかったけれど、ぎりぎりまで歩き回った分、もうお風呂に入る余力もなく、ベッドに倒れ込む。

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翌朝もあいにくの雨。今日からはカナレッジョ地区(ヴェネツィアのなかでも静かでとても好きな場所)の宿に泊まるため、必要分の荷物を持って移動。
なつかしい ヴェネツィアがゆったりと流れ込んでくる。
イタリア、いつもすぐに溶け込み馴染むのはこの空気のせいだ。
少々、店の様変わりや駅の近代化、物価の値上げなどはあるけれど、
空気の速度は変わらない。
それは殊、このヴェネツィアで感じる。
自動車が全く走らない、不思議な水上都市だからだろうか。
ヴェネツィアではいつも相反するふたつのものを同時に、ひとしい重みで感じることができる。
光と影、栄光と衰退、天と地、そして
生きていくことと死んでいくこと。

自分の生きていく速度、ゆっくりとうつりかわっていく自分のことをこれほどに、たぶんその時間のままにくっきりと感じられるのはこの街以外になかなか無い。
ヴェネツィアは特別なところ。

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そんなことを考えながらカンナレッジョ地区の宿泊先へ向かう。
が、ここからが大変なことに。
母が地図にマークしたホテルの位置に向かうが、ホテルらしきものは何もない!
段々そのマークが疑わしくなってきて、近くの店の人にきくと、この辺りにホテルは全くないという。
そういえば、私は直前の準備もバタバタで、宿の方の携帯番号のプリントアウトも、住所を調べてくるのもすっかり忘れていたのだった。なんていいかげん。
ヴェネツィアは路地が複雑に入り組んでいるため、その迷宮に迷うことが旅の醍醐味だが、正確に辿りつくためには番地は必須。しかし、もうどうしようもないので、シラミつぶしに近場を一軒一軒探していくがやはり全くない。
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そこからは新聞屋さん、地元の方、ホテル、あらゆるところで聞き込みを開始し、
インターネットでも調べてもらうが、住所が出てこず、場所は特定できないが、確実にここではなく隣のゾーンだと教えてもらい移動。
雨はますます強くなり、新たな人に調べてもらうと今度は全く違う情報・・・
もうどうしようもないと、最終手段、サンマルコのツーリストインフォメーションで宿と連絡がとれ、宿の方から確実な場所を教えて頂き、やっと辿りつくことができたのは3時間以上後でした。
しかも、ホテルの場所は最初に地図でマークしたところから一本路地を入るものの、行き止まりになっていて、ホテルの看板が出ていなかったため素通りしていた場所!
3つ並ぶ奥の扉に向かって近づいていくと、なんとなんと呼び鈴のところに小さくホテルの名前が書いてあったではありませんか。

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今となっては笑い話ながら、
まあ近くまでいけばなんとかなるやろ、では通用しないのがここヴェネツィア。
そして、はっきりわからなくても(知らなくても)、自信をもって「ここだよ!」と教えてくれたりもするのが人を放っておけないイタリア人。
それがまたヴェネツィアの魅力。イタリアの魔力。
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by ai-viaggio | 2013-10-19 16:17 | '13Italia-Venezia

アムステルダム

10月5日関空からアムステルダム経由でヴェネツィアへ。
国の約4分の1が干拓地だというオランダは空からその地形を見ただけでも不思議だ。
農地の間を水路が柔軟に行き交い、池のようなちいさな水溜まりにも小舟が浮いている。
上空から見ると、まるで積み木のような家が羊と共に平地に散りばめられている。
それはさながら絵本を開いた時の感覚、万華鏡をのぞいたような世界。


アムステルダムでトランジットが5時間あったので、ただ空港で待ち時間を過ごすのはもったいないと市内へ繰り出す。

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降り立ってみると、そこは船と自転車の世界だった。
絵本から抜け出してきたような家が川縁に並び、人々が昼間からビールを片手にのんびり過ごしている。
河岸にはたくさんの自転車。
水路からの風景を見てみたくて運河クルーズへ。

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アムステルダム中心。
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町中は若者の喧噪、そして少し危ない香り。
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by ai-viaggio | 2013-10-17 22:36 | '13Holland-Ams