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忠田愛の旅の記録。出会ったものたち。旅行記をゆっくり更新中。
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<  2011年 04月   >
  • ポワティエ
    [ 2011-04-03 19:12 ]
  • ケブランリー美術館
    [ 2011-04-01 19:19 ]
  • Alberto Giacometti
    [ 2011-04-01 18:59 ]
  • サント・シャペル
    [ 2011-04-01 18:43 ]
  • セーヌ河岸
    [ 2011-04-01 18:10 ]
  • ルーブルの宝物
    [ 2011-04-01 00:42 ]
  • パリ、朝
    [ 2011-04-01 00:09 ]
ポワティエ

パリ、モンパルナスからTGVで一時間半、中世の色合い残る古都ポワティエへ。
松ぼっくりの塔がなんともかわいいノートルダム・ド・ラ・グランド教会。



教会のまわりでは何とも嬉しいサプライズ、小さな蚤の市が。


サン・ピエール大聖堂。



そしてサン・ピエール大聖堂の隣にあるサン・ジャン礼拝堂は4世紀半ばに建てられたフランス最古の礼拝堂。
あたたかな陽射しの降り注ぐ芝生で開場まで暫しのスケッチ。

内陣のフレスコの時を経たやさしい色合い、それでいてそこに確かな感触をもって存在しているその空間に、かつて見た南イタリア、オートラントの教会を思い出す。

ほとんど人のいない路地から路地を散歩し、家々の古びた扉や植木に目を止め、のどかな空気を胸いっぱいに吸い込んだ日。
トイレが限界で飛び込んだ小さなオープンカフェ、すぐ近くでは工事中で決してすばらしい環境とは言えなかったけれど、午後の太陽を浴びて飲むシードルがしみわたる。シエスタのすこし間延びしたような空気のなかで、ああヨーロッパに来ているんだという実感がふつふつと湧いてきて、懐かしさがぐんとこみ上げる。
by ai-viaggio | 2011-04-03 19:12
ケブランリー美術館

ケブランリ−美術館へ。ここにはアフリカ、アジア、アメリカ、オセアニアの民族衣装や装飾品、遺跡など約3500点が展示されている。





見るもの見るものが面白くてわくわくする。迷路のように入り組んだ館内で人が多く、かなり暗かったのでほとんどスケッチできなかったのが残念。民族の放つ大きなエネルギーを感じる。造形のふかさ。どの民族にも共通する執拗な文様はひたすらの祈りのようにもみえる。とてもシンプルでまっすぐ。それらは人に向かってつくられたものではないのだなあ。




by ai-viaggio | 2011-04-01 19:19 | France-Paris
Alberto Giacometti







ポンピドゥーセンターにていろいろ見るも、ぐっとつかまれたのはジャコメッティだけ。
やっぱり、このひと大好きだ、と思う。
凝縮されたもの。
ただそこにあるという感じがする。
ぐっと根が生えている。
by ai-viaggio | 2011-04-01 18:59 | France-Paris
サント・シャペル

シテ島にあるゴシック建築の教会堂サントシャペルへ。
キリストのかぶった荊の冠や十字架のかけらが納められていると言われているサントシャペルは建物自体が聖遺物を納める箱だという。
驚くべき繊細なステンドグラス。








by ai-viaggio | 2011-04-01 18:43 | France-Paris
セーヌ河岸

セーヌ川はなぜだかとても女性的な感じがする。


ノートルダム寺院





そしてノートルダムの向かい岸にあるシャルボネ本店にてインクを買う。トランクの重量制限を気にしながらそれでも6kg分。
銅版画をつくる人ならほとんどの人がお世話になっているであろう老舗。
ただ値段は思ったほど安くなく、インク一缶につき日本で手に入れるより500〜1000円安かったかな。私も店員さんもものすごくたどたどしい英語で、それでもなんとか通じるものなんだなあ。最後はシャルボネ社のニードルをプレゼントしていただく。

F.CHARBONNEL
13 Quai Montebello
最寄り駅:サン・ミッシェル
by ai-viaggio | 2011-04-01 18:10 | France-Paris
ルーブルの宝物



ミケランジェロ”瀕死の奴隷”


フラ・アンジェリコ




ルーブルではこんな風景もよく見かける。ルーブルでの授業なんて素敵です。


模写する人。

ここからの三点は私にとって特に心に残った珠玉の三点。

とにかく膨大な数が展示されているルーブル美術館。このような美術館で展示を見る際、私は多くの作品を見るということはしない。まず、部屋から部屋へと早足で歩き回りながら気配を感じる、といえばいいのだろうか。見るというよりは声をきくような感じ。そうして、呼び止められた作品とゆっくりと時間を過ごす。
誰もいない14世紀のフランス彫刻の部屋、光の射し込む窓辺の横にひっそりとした微笑みのようなもの。
少し物淋しそうな、俯き加減でいながらどこか清らかな遠くを見つめているような佇まいに思わず足がとまる。遠くとは彼自身の中なのかもしれない。スケッチをしながら感じた白の世界。それはこの少年の世界なのか、作家がみていた風景なのか、私のなかにあるものなのか。


そして10年ぶりに出会ったサモトラケのニケ。
ニケはやはり特別の彫像である。
初めて出会った時と何ひとつ変わらぬ衝撃、
階段を一段一段踏みしめて近づく度に胸が高鳴り、ホールを満たす空気の揺れに軽い目眩を憶える。
ニケは確かに風のなかにいる。下から天に吹き上げるような風を纏っている。


一時間とすこし、ニケを描かせてもらう。至福の時間。
会えてうれしかった。きっとまたいつか。



最後にドゥノン翼を入ってすぐ右、イタリア彫刻の部屋を入ってすぐのところにある、素朴でいて仏像のような木彫りの彫刻。
一日歩き回り、スケッチをして疲れきった夜、この作品の前で静かな時間を過ごした。
手は創り込まれている訳ではなく直線的だが、そこから滲みでるものはどこまでもやわらかく無音の音を紡いでいるようにもみえた。

ホテルに着くなりベッドに倒れこんで眠った夜。
心にのこったものは3点とも彫刻だったのだなあ。
by ai-viaggio | 2011-04-01 00:42 | France-Paris
パリ、朝

早朝のパリ。

モンパルナスのホテルを出て周辺を散歩。
営業前のカフェ。パリの灯、パリらしい風景。


エドガー・キネの市場、
真っ赤に熟れたトマトとアーティーチョーク。
これを見るとヨーロッパに来たなあという実感が湧いてくる。


by ai-viaggio | 2011-04-01 00:09 | France-Paris