絵描き忠田愛の旅の記録。出会ったものたち。感じたこと。旅行記をゆっくり更新中。
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<   2010年 06月 ( 3 )   > この月の画像一覧

Hotel

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Alberobelloではトンガリ屋根の家(トゥルッリという)に泊まってみたいなあと、ホテルはTrulli holidayに。ここでは町のはしっこにある受付にゆき、鍵をもらってトゥルッリ一軒をまるごと貸してもらえる。私たちは2名利用の一番小さなタイプを借りることに。後はホテルの人(といっても私服の気さくなお兄ちゃんでとっても感じがよい人)と会う機会もあまりなく、何かあったら電話してね〜と携帯番号を渡された。8月のハイシーズンでも一泊二人で80euro。
朝食は近くのバールに行って食べさせてもらう。コルネット(クロワッサン)とオレンジジュース、ヨーグルト、コーヒー。毎日外で食べる朝食はとてもおいしかった。
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コンパクトな部屋のなかに素敵な家具が整っている。
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ベッドにあおむけになって屋根の裏を眺めると不思議な気分になった。
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by ai-viaggio | 2010-06-15 12:25 | '09Italia-A.bello

Locolotondo

アルベロベッロから電車に揺られてほんの15分ほど、隣町のロコロトンドへ遊びに行く。ロコロトンド、丸い場所というその名の通り旧市街は小さな円を描くように家がまるく立ち並んでいる。小さな丘の上にたつこの町からはところどころに固まって立つトンガリ屋根の家やオリーブ畑の波立つイオニアの谷をみおろすことができた。
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アーチをくぐり町の中に入ると
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そこはまるで小さな白の迷宮。
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眩しい白と家々の間から抜ける真っ青な空。
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どの家の前にもよく手入れされた花の植木鉢、その色鮮やかさが際立って視界に飛び込んでくる。
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このあたりではレース編みが伝統工芸として有名で、時々玄関先の椅子に腰掛けて黙々とレースを編んでいるおばあちゃんを見かけた。少し生成りがかった糸、蜘蛛の巣のように細かく、ところどころに不規則なところもあるそのレースに、ふりつもった時間と南イタリアの朴訥な風土を感じた。
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il tempo ritrovato、もう一度みつけられた時間という意味のちいさなレースのお店にて母に星形のレース(ポプリ入り)を買った。
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by ai-viaggio | 2010-06-13 22:01 | '09Italia-L.tondo

Alberobello


列車は小さな町を抜け、オリーブ畑を走りすこしずつ見えてきた!トンガリ屋根の集落Alberobelloへ。
アルベロベッロ、舌を噛みそうな名前の町、観光地としても有名でアルベロベッロは素敵な木の意。
この石組みの屋根は接着剤も何もなく、平たい石を積み重ねているだけ。これを作れる人もずいぶん少なくなったよう。

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現実感がないような時間の流れ方。
のーんびりゆったりと、頭もぽかーとなるような空気。
レッチェの治安や緊張感と比べると同じ南イタリアと到底思えない。
半日あれば歩きまわれる小さなアルベロベッロの町の道はあっという間に頭に入る。灼熱の太陽の下をそぞろ歩き、ジェラート屋に駆け込み木陰で休む、そのくりかえし。
旅はまだまだ中盤。身体を休める。きもちを休める。
小さな雑念は泡のようにはじけて頭がカラッポになってゆく。
ああ南イタリアの太陽。

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夕方になるとおじいもおばあもおっちゃんおばちゃん皆それぞれのベンチを出してきて、どの木の下にも人が生っている。おしゃべりする人、ボードゲームに興じる人、ただ何をするでもなくひたすら往来をぼーっと眺める人。何時間も何時間もおなじようにそういう毎日を過ごしている素朴な人たち。

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宿の前に庭風のベルベデーレ(眺めのよい場)があってお気に入りの場所になった。
暮れゆくアルベロベッロの町をただゆったり感じる。
豊かさとは
いつもここにあるものだ。
アルベロベッロだからあるのではない。
それを教えてくれた町。
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by ai-viaggio | 2010-06-13 11:16 | '09Italia-A.bello